室温をさほど下げなくても快適でいられるわけ

2011-09-09

強すぎる冷房下に長時間いると冷房病になります。また汗腺機能の成長が遅れる赤ん坊が多くなり、大人になって暑い日には倒れてしまうような症状が出るのです。高気密・高断熱住宅は冷房の運転時には抜群の性能を発揮します。だからこそ冷やしすぎには十分気をつけなければならないのです。高気密・高断熱住宅では高温冷房が鉄則です。温度を下げるのではなく、いかに除湿するかということを心がけるべきです。湿度が人間の体感温度に与える影響は、30℃を超えると極端に大きくなります。湿度が10%下がると温度で1℃下がったのと同じように感じます。つまり温度30℃、湿度80%と温度33℃、湿度50%の環境は人には同じように感じられるのです。比較的夏の湿度が少ないヨーロッパやアメリカの西海岸などでは、気温が30℃を超えているのに冷房が要らないというのも、人が感じる暑さは湿度が大きく関係していることの証明です。日本の夏が蒸し暑いのは高温多湿の気候だからです。つまり除湿をしっかり行えば、室温をさほど下げなくても快適でいられるのです。