大学そのものの改革

2010-12-11

大学そのものの改革について私見を述べてみたい。学生に対してばかりではなく、大学自身あるいは、教官自身に対して父性原理が適用されねばならない。むしろ、こちらのほうが本筋である。教員が母性原理の中でぬるま湯につかっているのに、学生に対して厳しく接することなどできるわけはないからである。大学における母性原理の悪癖として、いわゆる「学閥」と「純血主義」がある。学閥が生じる原理の、その最たるものに、大学を自校出身者で固める純血主義がある。そうなると、「長幼序あり」で「先輩、後輩」の序列が個々人の能力や業績を超えて作用するから、教授は「先輩」の地位に安住して努力しなくなり、若い研究者は先輩に遠慮して自由にものが言えなくなる、という雰囲気になるのは必然である。

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