「希望格差社会」の到来を物語る

2011-03-04

「希望格差社会」の到来を物語るかのようなデータがある。財団法人日本青少年研究所がまとめた「高校生の学習意識と日常生活」報告書では、子どもを取り巻く環境や子ども自身の意識に焦点を当て、授業中の態度、学習塾の利用、読書、友達関係、親との関係、将来の職業意識、生活態度、結婚や恋愛観、規範意識など多岐にわたる調査を実施した。調査結果からは、現代日本の高校生像が浮き彫りにされ、それをアメリカや中国の高校生の回答と比較すると、さらに興味深いものが見えてきた。【勉強について】?学校以外の勉強時間が少ない。「学校以外ほとんど勉強しない」(平日)日本四五・〇%、アメリカ一五・四%、中国一一・一%?勉強に対する態度が怠慢。「授業中、よく寝たり、ぼうっとしたりする」日本七三・三%、アメリカ四八・五%、中国二八・八%?勉強に対する規範意識が薄い。「学校をさぼる」ことは「絶対してはならない」日本三〇・八%、アメリカ四九・八%、中国八三・八%【日常行動】友達と常に電話やメールで繋がっている。「友達とほぼ毎日電話やメールをする」日本五二・〇%、アメリカ二〇・六%、中国六・三%毎日電話やメールをする時間も長い。「四時間以上」日本三〇・七%、アメリカ一〇・五%、中国一・六%【生活態度】現在享楽主義「いまの生活で何でもできるとしたら、一番したいのは好きなように遊んで暮らす」日本二八・三%、アメリカ二二・五%、中国一四・九%「若い時は将来のことを思い悩むよりその時を大いに楽しむべき」日本五〇・七%、アメリカ三九・七%、中国一九・五%【家庭と国について】?家庭のルールが少ない「金の使い方についてルールがある」日本二九・六%、アメリカ五八・二%、中国七〇・五%「門限など時間を守ることについてルールがある」日本四六・四%、アメリカハ〇・八%、中国七〇・三%「友人との付き合いについてルールがある」日本一一・一%、アメリカ二五・八%、中国五一・三%「勉強についてルールがある」日本二八・九%、アメリカ五四・七%、中国七八・五%

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