ハサミの小さな未成熟ガニ

2010-11-16

ハサミの小さな未成熟ガニは翌年再度脱皮して次の大きさの群れに加わる。こうして、何らかの理由で成熟の遅れた雄ガニは、第二次性徴後も七、九、十一、十三センチのいずれかの大きさで成熟するまで脱皮をする。したがって、第二次性徴までで生後七年が経過しているから、もっとも遅れて成熟した雄ガニは最終脱皮までに三年(平均甲帽が十三センチの群れ)、さらにその大きさで四年間生きるので、合計十四年で寿命に達する。数は少ないが第二次性徴後、もっとも早く成熟して、平均甲幅七センチほどで成長が止まった雄ガニの寿命は、同じように数えて、十一年となる。甲羅の大きさごとにおおよその年令をとりまとめてみよう。平均甲幅が七センチの力二は生後八年から十一年、九センチで九年から十一年、十一センチで十年から十三年、十三センチで十一年から十四年を経過している。