厳しい構造転換局面にあっても、世界シェアや収益力を落とさなかった日本メーカーもある。それは、トヨタ自動車、本田技研工業、スズキの三社である。ちなみにトヨタ自動車を除けば、他の二社はいずれも二輪車の世界第一位、第三位のメーカーであり、市場の成熟化とグローバル化が先行的に進んだ二輪車業界のグローバルーリーダー企業である。四輪車メーカーでは後発メーカーでも、八〇年代に起こったグローバル競争には、二輪車事業の生き残りをかけた国際再編の教訓が大いに生かされたのではなかろうか。本田技研工業とスズキの強さは、四輪車事業の将来展開にも参考になる。是非、トヨタ、ホンダ、スズキの三社の経営戦略から、学んでいってほしい。
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