塾の役割とは

2011-07-06

塾は、税金の援助をうけるというよりは、「企業」として多額の税金を納める責務を果たしています。「学校」に取って代わろうなどという野心など毛頭なく、「教える」喜びや子供や親との人としての関わりを、自分のライフワークとして考えている塾の先生も少なくありません。企業として税金を納め、自分の力で一人歩きをする以上、「経営」を無視することもできません。長男は、国立大学附属の小学校へ進みましたが、そこでは研究熱心な先生ほど塾嫌いの傾向があって、長男にとっては辛いこともあったようです。たとえば学校の先生が、「まさか塾なんぞに行っているんじゃないだろうな!」というような発言をすると、それでなくとも目立ちたがりやで何でも率先してがんばりたい長男は、いやな気がしたようです。ある時、「なんでもっと格好いい仕事じゃないの?」と問われたことがありました。仕事は肩書きではなく「中身」なのだ、というようなことを言いかえしたと思いますが、子供にはわからなかったでしょう。どんな尊い仕事でも、利益を得ない仕事はなく、逆に利益中心の仕事でも、人の役に立たなければいずれ廃れていくものである、とか何とか、言い聞かせた記憶があります。