クルマの室内は一種の密室空間。全周がガラスにはなっているものの、外界とは明確に遮断されている。そのため他車のドライバーや歩行者などとのコミュニケーションをとるのが難しい。しかし他車となんらかのかたちで意思の疎通がはがれればもっとスムーズかつ安全に走れることは明白なのだから、利用できるものを有効に使ってコミュニケーションをはかるべきだ。その代表といえるのがハザード。一般には渋滞時などに後方のクルマに注意を喚起するのが主な使い方だが、停車時に点滅させておけば走行中のクルマにこちらの存在をより明確に伝えることができる。さらに横合いの道から大きな道に入るときにゆずってもらった場合は、ほんの2〜3秒間点滅させれば、「ありがとう」の意味になる。これはかなり一般化しているハザードの使い方だ。ウインカーを、追い越し車線を走る遅いクルマに「追い越させてくれ」という意味で使うのは高速道路では半ば常識。細い道から大きい道に流人する際にも、大きい道を後方から走ってくるクルマに点滅が見える側にウインカーを出すのも効果的な使い方といえる。
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