供給される住宅形態は、初期段階と比べ規模の拡大と共に極めて多榛陸に富んだものとなっている。例えば、宅地分譲や建物付き宅地分譲等の戸建住宅の増加は、この20年間に大幅な変化を遂げ、居住者の定着率を高めた。代表的な公団住宅の供給タイプに着目し、その変遷を辿ると次のような特徴を有する。(1)60年代後半から70年代までの公団住宅は、Bから1地区(71、3入居)に端的に見られるように工業化工法による大量建設の時代であり、平均専用床面積は、概ね48〜52平方メートル程度で今日から見れば定住に値しない規模であった。