「総店長は女なんだけど、役割としては親がいない子どもを面倒を見る感じかな。泣いてみたり、怒ってみたり、感情で迫る。従業員の管理は細かくて、変な話、エステティシャン一人一人の血液型から生理の日、恋人の名前まで把握しているんです」そうこうしているうちに、エステティシャンに売上第一主義が染みついていく。なかには架空の名前でクレジットを組んで、売上に計上する子も出てきた、という。もちろん、実在しない人物の名前で書類を作るから、後になって信販会社ではねられて、キャンセル扱いになる。書類を書いた子は知らんぷり。客が嘘を書いたと言えばすむわけだ。「20歳くらいの女の子がそこまでするんですよ。追いつめられた証拠です」と高橋さん(仮名)は締めくくった。
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