沖縄の味を沖縄旅行の際には食べつくせ

2011-07-16

「島豆腐を毎日食べられる沖縄の人がうらやましい」と書いたが、私にはもうひとつ、いや、それ以上にこよなく愛する沖縄の食材がある。それは「ナーベーラー」である。東京ではまずお目にかかれない、この食用のヘチマ。ちょっと線香臭いような青虫臭いようなその匂い、ベロンとした肉の部分に舌に触るつぶつぶの種−こう書くと「ナニ、それえ?」と眉をしかめる人もいるかもしれないが、これがなんともクセになる野菜なのだ。ナーベーラーといえば、やはりソブシー(味噌煮)である。ナーベーラーの時期に沖縄に滞在すると、食堂に入るやいなや、メニューも見ずに条件反射のようにナーべーラーのソブシーを頼んでしまう日々が続くわけだが、それじゃ満足できず、帰りのカバンには必ずナーベーラーを数本忍ばせていくことにしている。是非、昔から伝わる沖縄の味を沖縄旅行の際には食べつくしてもらいたい。