壁量が十分かどうかをチェックするのが、壁量計算なのです。壁量計算ではまず、壁ごとの材質や筋違いの入れ方を考慮した「壁倍率」を確認します。たとえば、厚さ15センチ×幅90センチの木の筋違いを1本だけ入れた壁の倍率は1、0、2本たすきに入れた壁の倍率は2、0などと決められています。壁量は、壁倍率をもとに、建物の間口方向(横方向)と桁行方向(縦方向)それぞれについて、「倍率×壁の長さ」で計算し、数値の合計として求めます。これが「有効壁量」です。こうして求めた有効壁量を、次に「必要壁量」と比較します。必要壁量は、建物の床面積に一定の係数を掛けて求めます。係数は、建物の階数、屋根の重い軽いなどによって区分けされており、細長い形の建物などではさらに安全性をみて1、5倍にします。
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